こんにちは、Erikaです。
ペルシャ音楽コンサートで、
伝統楽器の生演奏と一緒に
踊りを披露するという、
貴重な体験をしました。
終演後に出演者は
ロビーに出ました。
来場者はイランの人たちも
大勢いました。
中でも印象的だったのは、
家族で来てくれた人たち。
車椅子のおばあちゃんと
その息子夫婦。
車椅子を曳いておばあちゃんの
後ろで肩を両手でつかんで
ほぐしてあげているのは
孫と思われる青年。
私達も居合わせた数名で
車椅子のおばあちゃんに
寄り添うようにして
一緒に写真におさまりました。
こんな風に家族みんなで
コンサートに出かけるのは
素敵だなと思いました。
このダンスの音楽は
ギターの先祖のTar,
打楽器のトンバク、
そして歌です。
歌の意味は
最初は「イスファーンの風」
と聞いていたのですが、
さらには葡萄の豊作を祝う。
肥沃な大地に恵まれた
祖国への愛。なつかしむ気持ちを
歌っているそうでした。
振付も葡萄を摘んでいるような
手の動きなど、ひとつひとつに
意味があり、手で物語るように。
そして、つま先立ちで優雅な
バレエのように、
白鳥の湖のような腕の動き、、、。
フランスの宮廷バレエに感銘した
ペルシャの王様が自国の宮廷舞踊に
反映させたという、ペルシャンダンス。
次回は私が演奏で心がけている
3つの役割についても書こうと思います。