こんにちはErikaです。
今日は、18世紀にドイツの作曲家
ヨハン・セバスチャン・バッハの
音楽との出会などからお話しますね。
初めてその音楽に触れたのは、
子供の頃に習ったヴァイオリンの曲、
3拍子の舞曲の
「メヌエット」だと思います。
家にオルガン曲などのレコードもありました。
それから、
たしか小学6年生ぐらいのとき、
江藤俊哉先生の録音で、
無伴奏曲集を初めて聴きました。
もうその素晴らしい豊かな響きの
世界にすっかり魅せられて、
「早くこの曲が弾けるようになりたい!」
と思いました。
でも、
これはものすごい難曲で、
容易に弾けるものではなかったのでした。
たった4本の弦と、左指で、
多声部の音を同時にとっていくのですから。
地道な音程の練習に
多くの時間を費やしたのを覚えています。
といっても、今でも、
ヴァイオリンには
音程の練習はつきものですが。
高校生ぐらいの頃、
19世紀以降の作品に
なじめない時期がありましたが、
バッハの音楽だけは
受け入れることができたのです。
この音楽があれば
ヴァイオリンを続けられると
思えたこともありました。
あなたも知っているかもしれない
バッハの作品に、6曲の
無伴奏ヴァイオリンソナタと
パルティータというのがありますね。
それぞれ、とても素晴らしい名曲ですね。
パルティータにあるように、ダンスの要素は
とても魅力的です。
光が降り注ぐ、瞑想、祈りのひととき。
楽しい舞踏のリズム。美しい旋律。
様々なドラマ。
人間の持つ何か昔も今も
変わらないものが描かれて
いるのでしょうか。
バッハの音楽は
数百年経った現在も新鮮で、
強く惹きつけられますね。
バッハのことは、
また折にふれてお話しますね。