トリオルミエール~ハチャトリアン~モーツァルト

こんにちは!Erikaです

もうじきのトリオルミエール第1回コンサート
「音楽家の色彩」の準備追い込み中です

このトリオは昨年秋に作曲家&ピアニストの
町田郁弥氏が出演していたコンサートを私も
クラリネットの白川毅夫氏も聴いていて
感銘を受けたことがきっかけで誕生しました
私は町田氏の作品から
自然から差し込む光のような
心地よい響きを感じました
帰り際に町田氏も私と白川氏に
「今度何か一緒にやりましょう」と 言ってくれて
その後すぐに白川氏から連絡があり
「トリオやりましょう」と
あのベーゼンがいい
ということで会場はムジカーザ
数日のうちに一気に話が進みました♪
名前はフランス語で光を表すLumière
まさに音の光に導かれてこのトリオは新生しました!

今回の演目ハチャトリアンのトリオの
提案者クラリネットの白川氏は以前この曲の
レコーディングもしています
私は今回初めて取り組んでいますが
いろいろな場面展開のある魅力的な曲で
とても好きになりました♪

学生時代に私のヴァイオリンの恩師の江藤先生は
皆さん弾いていたハチャトリアンのコンチェルトを
”この曲はあなたに合わないからやらなくていい”
と私には勧めませんでした 笑

ですので今回は自分の人生に無縁と思っていた
この作曲家の作品と向き合う新鮮な機会となっています
前述のコンチェルトに比べてこのトリオ曲は
ハチャトリアンの極めて初期の作品で
バッハの語法も反映されていたり
とても端正な印象もあります

トリオのほかにも私の好きな
モーツァルトのヴァイオリンソナタ ト長調K.379
当時はヴァイオリン伴奏付きの
ピアノソナタとされていたようです
第2楽章の主題と変奏の中にはピアノソロもありますし
自筆譜では最後のヴァリエーションには
ヴァイオリンパートが書かれていなかったり
そしてモーツァルトが初演したときはまだ
そのピアノパートさえも、、、
置いてある楽譜を誰かがのぞいたら音符はひとつもなく
モーツァルトは「楽譜はここ!」と言わんばかりに
自分の頭を指さしたそうです

私は町田氏がこのソナタのことを
「きらきら星みたいな曲」と言うので
初めて気付いたのですが
第一楽章のアリアの部分のあとに
突如現れる第二部のテーマは
確かにきらきら星と言われる
当時フランスで流行っていた 「ああ お母さま聴いてください」
の旋律を短調にしたもの
年代からしてもその説は濃厚
モーツァルトは無意識のうちに書いたのかもしれないですし
こういう手はよく使っていて これ聴いた人気づくかな?
と企んでいたかもしれません
モーツァルトはもう一曲
ケーゲルシュタットトリオも演奏します
こちらはヴィオラで✨

♪5月4日ムジカーザ

15時と18時
どちらかお時間合いましたら
ぜひいらしてください!

詳細・ご予約teket⇒

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