国王の方を向いてお辞儀をする〜バロックダンス

こんにちは、Erikaです。

あなたは何かダンスをしますか?

バロックダンスはご存知ですか?

17世紀~18世紀にフランス国王の

ルイ14世によって発展し、

宮廷で踊られていた舞踏で、

バレエや社交ダンスの

ルーツとなりました。

当時のステップを

書き表した舞踏譜というのが

残っていて、

それを読み解いて再現。

その舞曲の形式は、ブーレ、メヌエット

そのほか、バッハなど楽曲にも

とりいれています。

バッハの舞曲をよく知るために、

以前からダンスのステップに

興味はありました。

バロックダンスの第一人者の

浜中康子先生のビデオも

観てはいました。でも

自分で踊るという発想はいままで

ありませんでした。

周りに習ったことのある人がいて、

そのときも、すごいっと

ただ感心していました。

その後しばらくして、

やはり自分でもやってみようと

思いたちました。そして都内の

バレエスタジオで月に一度行われる

クラスに体験参加を申し込みました。

バロックダンスの第一人者である

浜中康子先生のレッスンを受けられる

クラスなのです。

その楽しみな日がやってきて、

ついにバロックダンスを体験しました!

浜中先生による、歴史的概要のお話し。

宮廷では宮廷ダンスとオペラのような
舞台用のバレエがあり、
当時は舞台で踊るのは男性だけだったそうです。

見事なベルサイユ宮殿のように、

当時の美学はシンメトリー(左右

対称)。舞踏譜も対称な図形が

描かれています。

平山絢子先生の入門レッスン30分で

基本となる5つの足型とステップを少し

教えていただきました。

その後続いて、

浜中先生の初級クラスに参加。

当時このようなダンスは貴族が

自分を美しく魅せるためというのが

重要だったそうです。

足型1番は左右の踵をつけて90度

ぐらいに開く。

ちなみに、

立ち姿では足型3番のポジション

(1番の左足の土踏まずのあたりに

右足踵をつける)が

きれいに見えるそう。

ルイ14世の肖像画のポーズ、
何番の足型でしょうね。

5番(1番から、片方の踵を
もう片方のつま先のところにつける)
でしょうか。

4番(1番の足型から片方の
足をそのまま1歩前に出す)!

まずはブーレ、後半ではメヌエットを

音楽に合わせて踊りました。

しかもバイオリン奏者の

方が生演奏してくださるのです!

脚の屈伸、ステップ、跳躍などの連続、

予想外になかなかの運動量でした。

その後、舞踏譜の読み方の説明も

してくださいました。

プリエ(ひざを曲げること),

ジュテ(跳躍)、

エルヴェ(ひざを曲げた状態から

伸ばすこと)ほかにもパドブレ、

バランセなどの動きを

練習しました。

2人ずつの組になって、シンメトリーを

描がいてステップを踏んでいくのも

やりました。

それからお辞儀を教わりました。

2人ずつ組になって、メンバーの

ほとんどが女性なので、1人が

男性のお辞儀、帽子を左手で

とり、上体の前傾。

女性のお辞儀は

ひざを曲げて視線を落すだけ。

各所に教室はあるようです。
ちなみに、私は
潮田バレエスタジオで行われた
レッスンに参加しました。
東京バロックダンス研究会でも
検索していただけると思います。
あなたも踊ってみませんか?

浜中先生の
バロックダンスの記事が

ムジカノーヴァ10月号に

掲載されています。

https://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/musicanova/

実際にバッハなどの音楽に合わせて
ステップを踏んで
踊るってみるのは、
本当に良い体験でした。

バッハの演奏に
ぜひ生かしていきたいと思います。

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