こんにちは!Erikaです。
もうじきのコンサートに向けて準備を進めています。
以前から心を寄せ続けているペルシャ伝統音楽。
今回初めてのメンバーのみなさんとの共演、楽しみです。
どこか懐かしい旋律であったり、半音よりも狭い微妙な音程。
西洋音楽にはハーモニーがありますが、こちらは基本的に単旋律。
チューニングのピッチも低め。
独特のリズムや響きを持つ音楽です。
今回の曲目の中にある「ザクロの花」、
美しいメロディが気に入りました。
タイトルにもなっている「Karevan-Dashiti」という
イランの著名なヴァイオリン奏者による興味深い作品も。
ダシティというのは、ペルシャ音楽の旋法のひとつです。
今回はこの「ダシティ」の音調の曲を集めての演奏です。
ひとつの旋法の楽曲をまとめてセットにして、
続けて演奏するのが伝統的なスタイルとされています。
導入の曲、旋律的な曲、器楽曲、即興、、、
そして最後は軽快な舞曲。といった具合です
導入曲に続いて、即興曲(ヴァイオリン)
ザールデマリジェー(黄色い鳥)は鳥のさえずりのような響き、ノリのよい曲です。
歌の旋律の曲”ゴルナール(ざくろの花)” はイラン音楽に多い典型的な6/8拍子。
器楽曲のカーレヴァーン🐫
即興曲(セタール)
そして歌の旋律の曲ラフタム(彼は行きました)。
舞曲レング。このあたり器楽曲ではセタールの音型も超絶な領域へ🎉
イラン音楽の伝統的な美しさを大切にされているセタールのアラシさんの貴重なアドバイスに感謝しています。
この伝統音楽には半音より狭い微分音があります。余談ですが、クラシックの曲ですと、私が弾いたことのある中では、イザイの無伴奏ソナタ、バルトークのヴァイオリンコンチェルトなどに、特殊な記号で表記されている1/4音の箇所がありました。
今回の会場は素敵な雰囲気のカフェです。
珍しいスパイスワインもあるとか。
よかったらぜひ。
日程などの詳細はこちらです
Karevan カーレバーン ~旅する音楽
5/28 (Sun)
蔡怜雄 (トンバク・ダフ)
アラシ・ラハマティ(セタール)
花村恵理香 (ヴァイオリン)
山口亮志 (ギター、ウード)
下北沢
カフェ・デ・ソレイユ
https://www.instagram.com/soleils.francoise/
(世田谷区大原1-9-13 ローゼンハイム102)
open 15:30 start 16:00
¥4000 + order