2つのヴァイオリンのハーモニーが溶け合い、対話する
この度ヴァイオリンデュオの素晴らしい名曲の数々をこれを読んでくださっているあなたと共有できることをとても嬉しく思います。
デュオのパートナーは同じ江藤門下で、大学やイギリス留学時代から苦楽を共にしてきた
土田越子さん。
長年に渡り同志であり友人の彼女とは前々から、
今度何か合わせようという話はしていたものの、
なかなか実現しないうちに時が流れ、コンサートで共演するのは、
いよいよ今回が初めてですので、
本当にとても楽しみです。
あらためてヴァイオリン同士の響きの美しさに感銘しながら、
リハーサルも着々と進んでいます。
クレモナの響きという点では質感が合っていると思います。
それでも両者の音楽的傾向は異なる面も多く、
それもまたアンサンブルに
多様性が生まれるのではないかと期待しています。
これから今回の曲目について少しずつ書いていきたいと思います。
Erika
次回へ続く